ストーブの意味

ところで英語で言うストーブと同じ用途の暖房器具は、各国でどんな名前で呼ばれているかご存知ですか?ロシアでは「ペチカ」、ドイツでは「オーフェン」、オランダでは「カッヘル」、フランスでは「ポワール」、中国では「火炉」となっています。後に、炊事や暖房用の、周囲を囲ってある炉のことを「stove」と呼ぶようになり、十九世紀以降は現在で言うストーブとして定着しました。古く十六世紀までは、暖かい部屋のことを指して「stove」と言っていました。

熱くするもの、温めるもの、いわゆる「ヒート」するものはすべてヒーターに含まれ、ストーブもヒーターの一種となります。つまりストーブは、特定の国で発明されて普及したものではなく、それぞれの地域で生活必需品として各々の工夫を凝らして作られた自然発生的な産物であると言えるでしょう。他に炊事兼用の台所のストーブに「ファーネス」といった言葉が使われることもありますが、もともと「ファーネス」はかまどの意味であり、室内用暖房器具とは意味が少し異なります。

暖かい部屋といっても家族がだんらんする生活の場ではなく、温室や乾燥室を意味していたそうです。ストーブを英語で書くと「stove」と綴られます。ルームヒーターと言えばストーブと同じものを指します。

英語ではストーブと同義語のように「ヒーター」という言葉も使われます。このように各国では呼び名が異なります。屋外に設置されるボイラー(セントラルヒーティング用の温水を発生)はファーネスになります。